毒が世界史に与えた影響を考えるための5冊の本

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始皇帝、クレオパトラ、ネロ、ナポレオンなど、毒にまつわるエピソードが世界史にはあふれています。
そんなエピソードを集めた本をちょっと集めてみました。

山崎幹夫 著『毒の話』

毒が関わる歴史的な事件に関しての話が中心なのですが、それぞれのエピソードにまつわる毒の化学的な解説が秀逸です。
いろいろな方面に及ぶ、著者のうんちくの深さがうかがい知れる本です。

船山信次 著『毒と薬の世界史 ソクラテス、錬金術、ドーピング』

古代から現代まで、毒にまつわる歴史的なエピソードが順序よくまとめられていきます。
薬としての作用に関する記述も多く、毒と薬が表裏一体ということがよくわかります。

齋藤勝裕 著『毒と薬のひみつ』

1テーマが見開き2ページでまとめられていて、読みやすいシリーズです。
著者は同じサイエンス・アイ新書から有害物質や有機化合物の本も出されています。

説明が平易で、その毒が具体的にどんな作用を行うのかがきちんと説明されており、毒に関する入門書としていいのではと感じました。

山崎幹夫 著『人、毒に会う』

とにかくこの本は、ちょっと読んだだけでも、毒の話になると目を輝かせてわくわくするような人が書いたものだということがわかってきます。
語り口が軽快で、毒に関する知識がハンパない。
各章の終わりに書いてある「教訓」が何とも言えないいい味を出してます。

大木幸介 著『麻薬・脳・文明』

歴史的な話から、脳の快楽システムまで、幅広く扱っていますが、特に古代史との関連について深い造詣を見せてくれています。

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書評, 歴史・文化

Posted by KAJIKA