キリストの誕生日が12月25日ではなかった理由

新約聖書でキリストの誕生の時期に触れているのは

新約聖書のルカの福音書の2-8に次のような記述があります。

さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。

すると主の使いが現れて次のように告げます。(2-11)

きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。

このあたりは冬はさすがに寒くなりますから、12月25日あたりには夜、羊を外に出すようなことはなく、羊飼いも当然野宿するようなことはしないと考えられます。

このルカの福音書の記述からすれば、キリストが生まれたのはおそらく夏、6~9月あたりではないかと思われます。

実はキリスト教でもクリスマスはキリストの誕生日とされているわけではない

Wikipediaのクリスマスの項に、興味深い記述があります。

キリスト教においてもクリスマスは「降誕を記念する祭日」と位置づけられており、「イエス・キリストの誕生日」と考えられているわけでは無い。出典: クリスマス – Wikipedia

そうだったんですか。
とすれば、クリスマスが12月25日でもなんら問題はありませんね。

ちなみに、12月25日というのは、古代ローマで流行したミトラ教という太陽神信仰の影響を受けているのではないかという話です。

キリスト教は、キリスト教以前の民間信仰の年中行事を取り込む傾向があり、クリスマス以外にも、ハロウィンがケルトのお祭りを起源としているのは有名な話ですよね。

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