シリアで発見された世界最古の音楽は女神ニッカルへの讃歌

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世界最古の音楽の音楽はシリアで発見された

知られている世界最古の音楽は、シリアの海岸沿いにあるウガリット(現在のラス・シャムラ)で粘土板として1950年代に発見されました。
粘土板にはフルリ語で、月の神ヤークルの妻で生産の女神(また果樹の女神とも)であるニッカルへの讃歌が記されていました。

驚くべきことに、粘土板には詩と音楽の表記のみならず、歌手への指示や竪琴のチューニング方法まで表記されていたといいます。
実際に竪琴でこの曲を演奏している動画をご覧ください。

音楽はいくつかあり、全く違ったメロディのものもあります。

誰が最古の音楽を作ったのか

フルリ語で書かれているという点から見れば、フルリ人によるものと考えるのが自然ですが、このフルリ人、言葉にサンスクリット語との共通点があったり、よくわからない部分も多いようです。

シュメール人の音楽と紹介されているサイトもありますが、シュメール人の活動はもっと以前にさかのぼります。
ただ、これらの粘土板がシュメールやアッシリアの古代都市に起源を持つという指摘もありますから、あながち間違いではないかもしれません。

この音楽が含まれるウガリット文書の成立は紀元前1400年頃とされていますが、その時期はフルリ人によるミタンニ王国の最盛期で、この文書が発見されたウガリットまで王国の勢力が浸透していたと考えてもよさそうです。

ちなみに、この頃ミタンニ王の娘がエジプトに嫁いで行きますが、彼女がかのネフェルティティであると言われ、個人的にとっても興味深いです。

演奏のバリエーション

この曲はまた、ピアノとオーケストラでも演奏されています。
現代に蘇る世界最古の音楽という感じがひしひし伝わってきます。

最後に女声ボーカルによるものも聴いてみましょう。

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