中国のGDP6.7%成長の発表は信用できないのでは

中国の2016年7~9月期の国内総生産(GDP)が10月19日に発表され、前年同月比で6.7%増と、今期も横ばいとなっています。

中国国家統計局が19日発表した2016年7~9月期の国内総生産(GDP)は、物価の変動を除く実質で前年同期比6.7%増えた。成長率は4~6月期から2期連続で横ばいで、拡大する公共投資や過熱感のある不動産が下支えした。出典: 中国、7~9月6.7%成長を維持 公共投資が下支え:日本経済新聞

日経新聞によると、1~9月の成長率は6.7%で、日経新聞などが共同で行った市場調査の6.6%を上回ったということです。

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9月までのGDPが10月19日に発表されるって早すぎませんか

GDPの公表は日本の場合は11月14日に予定されていますが、アメリカの場合は確定値に3か月くらいかかったりします。
それを中国は早くも10月19日ですよ。

中国の場合は、日本よりも統計に時間がかかりそうな気もするんですけれどねえ。

早すぎませんか?
あらかじめ発表用の数値があるのではないかと思ってしまいます。

貿易は大幅に落ち込んでいるようですがそれでもGDPはアップしています

今年7月の中国の輸出額は前年比4.4%減少、輸入は12.5%減少とロイターが伝えています。

中国税関総署が公表したデータによると、7月の中国輸出は前年同月比4.4%減少、輸入は12.5%減少した。ともに予想よりも大幅な落ち込みとなり、英国の欧州連合(EU)離脱決定を受け、世界的に需要の弱い状況が続いたことが示された。出典: 中国7月貿易統計、輸出・輸入ともに予想より大幅な減少 | ロイター

輸出入統計は相手のある統計ですので、一方的に数値をごまかすわけにはいかないものです。
とすれば、中国の公表する数値は、GDPよりも輸出入統計の方がずっと信頼性が高いと言えます。

その中で、特に輸入が大幅に減少しているということは、中国国内の需要が大幅に落ち込んできているということを表しています。
それでいてGDPが増加しているということはあり得ないとも言えます。

日経新聞や朝日新聞など日本のメディアも、中国政府の発表した数値をそのまま信用しておめでたい記事を書くのはそろそろやめにしませんか。

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