中国が鉄鋼過剰生産問題の追及を逃れるために国際フォーラム欠席

中国は、世界が直面する鉄鋼の過剰生産問題を討議する「国際フォーラム」準備会合を欠席しました。

パリの経済協力開発機構(OECD)を舞台に、世界的な鉄鋼の過剰生産問題を話し合う新たな枠組み「国際フォーラム」準備会合を、中国が欠席していたことが24日、分かった。同フォーラムの設置は、中国・杭州で9月に開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議の宣言に盛り込まれた。中国は世界の鉄鋼生産過剰分の約60%を占める“震源地”である上、議長国として宣言をとりまとめたが、さっそくこれを無視した格好だ。出典: 中国、G20宣言無視し鉄鋼国際フォーラム欠席 習近平指導部が過剰生産批判を懸念 – 産経ニュース

この「国際フォーラム」は、9月に中国で開かれたG20で設置が決まっていたものです。
当然、中国自身が議長国として取りまとめたものですよね。

しかも、中国の鉄鋼過剰生産は、世界の過剰生産の60%以上を占めると言われています。
この問題に関する中国の重要性は並々ならぬものがあります。
理由も示されず、無断欠席のようですね。
よほど都合が悪かったのでしょうか。

「国際フォーラム」では、中国への批判集中は避けられないと思います。
とすれば、中国は自国の鉄鋼過剰生産への対応策を講じなければならないのは明らかです。

それが言い訳もできずに欠席するとなれば、中国共産党指導部が、現状の打開策として何もできていないのを証明するようなものです。
中国は自国の鉄鋼過剰生産を止められないようですね。

鉄鋼過剰生産の解消すると80万人とも180万人とも言われる失業者が生まれると言われていますが、その辺りの雇用問題対策を指導部が何ともできないようです。
たぶんそれが、指導部内での権力闘争に関係しているのでしょうね。

結局、国際的な危機よりも中国の国内問題の方が優先されている形ですが、それが中国のデフォルトの状態であるのが困ったところです。
この方面でもチャイナ・リスクが深刻な問題となっています。

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